産業衛生専門医資格の認定試験


(1) 受験資格 

旧制度(産業衛生専攻医実務研修手帳)対象

産業衛生専門医資格試験を受験するためには、
受験申請時(試験年度の5月末日)までに以下のすべてを満たしている必要があります。

  1. 医師免許証を取得後、5年以上を経過していること
  2. 専攻医名簿に登録されていること
  3. 指導医の所属する研修施設等において、指導医の指導の下で3年以上の実務研修を経験していること
  4. 指導医が専門医資格認定試験を受けるにふさわしい能力があることを確認していること
  5. 産業保健に関する研究の実績があり、その成果が以下のいずれかの方法で学会の学術集会、機関誌等(以下が該当)において発表されていること
    1. 日本産業衛生学会(総会)又は全国協議会で第1発表者として1演題、若しくは地方会において
      第1発表者として2演題以上の実績があること
       対象:一般演題(口演・ポスター発表) *フォーラム、自由集会、シンポジウムは対象外
    2. 日本産業衛生学会誌又はJournal of Occupational Health又はEnvironmental and Occupational Health Practiceで第一著者として1論文以上の実績があること
    3. 日本産業衛生学会ホームページに良好実践事例(GPS)を第一著者として1例以上発表していること

(2) 受験申請

産業衛生専門医資格認定試験を受験される方は、以下の書類を専門医制度事務局に送付してください。

・申請書類

*各様式をダウンロードして下さい。

  1. 専門医資格認定試験受験申請書(様式第1号)
  2. 履歴書(様式第3号)
  3. 医師免許証(写) (A4サイズに印刷し、ご提出ください)
  4. 指導医の所属する研修施設等において、指導医の指導の下で3年以上の実務研修を経験していることの記録(産業衛生専攻医実務研修手帳)
  5. 指導医が専門医資格認定試験を受けるにふさわしい能力があることを確認していることを証する書類(産業衛生専攻医実務研修手帳)
  6. 産業保健に関する研究の実績があり、その成果が別に定めるとおり学会の学術集会、機関誌等において発表されていることを証する書類(論文別刷り、学会抄録等)
  7. 実務研修事例に関する報告(様式第4号)
  8. 専門医資格認定試験受験資格証明書の写し(対象者:再受験者で受験資格証明書の交付日より3年以内)
  9. 審査手数料、受験料の振込票の写し
  10. 受験申請書類 チェック表
専門医受験の注意書き
*申請書はなるべくワープロで作成してください。
 手書きの場合は連絡先等を分かり易くはっきりと記載して下さい。
*研修手帳記録をワープロ作成する場合は、プリントアウトしたものをそれぞれの箇所の頁に貼付して下さい。
(片面印刷とし、ホッチキス留めはせずにご提出ください)
*提出された研修手帳の照会には応じられませんので、必ず控えを保管して下さい。

手数料

2019年10月1日以降の改訂料金
  • 受験資格審査手数料(11,000円) +
資格認定試験受験料 (22,000円)
=  計33,000円

*(翌年再試験の場合)
 
資格認定試験受験料(22,000円)のみ

  • 登録手数料(合格後)
33,000円
【振込口座】
************************* ************************
銀 行 名 :  西日本シティ銀行 産業医大出張所
口座番号:  普通3000401
口 座 名 :  日本産業衛生学会 専門医制度委員会 事務局長 川波かわなみ祥子しょうこ
*************************************************
*本人以外の名義(会社名等)で振り込まれる場合は、必ず支払者名をご連絡ください。
(研修施設は、会社・施設名等で構いません)
*振り込まれた手数料は返金いたしませんので、金額をお確かめの上ご送金ください。

【領収書の発行について】

>>>こちらへ
【各申請書等の郵送先】
〒807-8555
北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
産業医科大学 産業医実務研修センター内  専門医制度委員会 事務局
TEL: 093-603-0356

(3) 試験日程 


2026年度 第34回産業衛生専門医資格認定試験概要 


   試験日時:2026年8月22日(土)・23日(日)*終了しました
   試験会場:パナソニックリゾート大阪(大阪府吹田市青葉丘南10番1号)
   ・資格審査受験申込受付期間・・・・・・・・・・5月1日~5月29日(必着)*厳守
   ・委員会の承認      ・・・・・・・・・・6月下旬から7月上旬
   ・験資格審査結果と試験実施要領を本人へ通知・・7月31日まで
   ・資格認定試験の期日   ・・・・・・・・・・8月22日(土)・23日(日)
   ・資格認定試験の合格発表 ・・・・・・・・・・9月10日まで
   ・専門医認定証交付式   ・・・・・・・・・・2026年11月5日(木)~7日(土)
                          第36回全国協議会期間中 *予定 
【注意事項】
・申請書類等に関するお問い合わせは、5月15日頃までにご連絡をお願いいたします。
 (5月26日(火)~5月30日(土)事務局不在)
・上記期日を過ぎますと、対応いたしかねる場合がございます。あらかじめご了承ください。

(4) 実施要領

2027年度(第35回)以降より

I. 筆記試験
1.筆記試験の目的
 専門医として必要な最低限の産業医学および産業医活動に関する知識・技術のうち、筆記 試験による評価が適切と考えられる事項(すなわち口頭試験では十分に評価しにくい事項) について、個々の到達度を客観性および公平性をもって評価することを目的とする。 また、専門医に求められる資質として、単なる知識や理解にとどまらず、R7専門医実務能 力に基づき、適切な課題把握、実務提案および課題解決を行う能力を重視する。 このため、新試験制度においては、これらの能力をより適切に評価する観点から、記述問題 の比重を相対的に高める。

II.口頭試験
1.口頭試験の目的
 口頭試験は、専門医として必要な産業医学および産業医活動に関する知識・技術のうち、 口頭試験による評価が適切と考えられる事項について、R7専門医実務能力の各項目に基づ き、個々の到達度を総合的に評価することを目的とする。 また、以下の能力についても併せて評価する。
・知識の正確性および関連領域との整合性
・知識を統合し実務へ応用する能力
・経験に基づく判断力および問題解決能力
・総合的な評価能力
・企画力、観察力、指導性、協調性等のコミュニケーション能力

2.口頭試験の方法
(1)グループ討議 
 明確な単一解答に収束しにくい課題(例:倫理的課題、経営者・労働者との連携に関する 課題等)について、受験者同士で討議を行う形式とする。 試験は、受験者を原則として1班6~8名程度のグループに分け、グループ単位で実施す る。
(2)個人面接
 受験者1名に対し試験官2~3名を配置し、個人ごとの経歴および研修歴について、提出 された研修手帳を参考に面接評価を行う。特に、研修手帳の内容を踏まえ、実務経験に基づ く思考過程および判断力を重視して評価する。
(3)研修記録評価
 これまで個人面接の評価項目の一部として取り扱ってきた研修記録については、評価の独 立性を確保する観点から、個人面接とは別に独立して評価する。特に、R8産業医実務研修 記録(PTR)を主要な評価対象として位置づけ、重点的に評価を行う。 なお、研修記録に関して追加確認が必要な事項については、個人面接において確認を行う。 また、R8産業医実務研修記録の作成にあたっては、「R8産業医実務研修記録(PTR)作 成・評価の手引き」を参照されたい。

III.口頭試験における課題発表試験について
 これまで実施してきた課題発表試験については、専門医試験の在り方WGにおける議論 を踏まえ、専門医制度委員会において慎重に検討した結果、新試験制度では廃止する方針と した。課題発表試験は、受験者の専門性や実務能力を評価する上で一定の役割を果たしてき た。一方で、論文、学会発表、R8産業医実務研修記録(PTR)等を通じて、同様の能力を 多面的に評価することが可能である。  このため、新試験制度では課題発表試験を廃止し、研修記録評価を独立した試験項目とし て位置づけることとした。特に、R8産業医実務研修記録(PTR)を中核的な評価資料とし て位置づけ、実務経験に基づく思考過程、判断力および課題解決能力をより重視した評価体 系へ移行することが適当であるとの結論に至った。

○試験時間割
1日目時間割(例)
12時30分 受験者集合
13時00分 試験実施要領の説明・受験者自己紹介
13時10分~ 試験委員紹介・試験室に移動
13時30分~15時30分 筆記試験
16時~18時 グループ討議(3題程度)
2日目時間割(例) ※試験年度の受験者数によってグループ人数、終了時間は、若干異なってきます
8時30分~9時 個人企画発表課題配分及び説明
9時~12時 個人面接(発表準備)
25分/1人×7-8人(予備各5分)
12時~13時 昼 食
13時~15時50分 課題発表
18分/1人×7-8人(予備各2分)
15時30分~16時 口頭試験判定会議
16時~17時30分 専門医制度委員会

専門医資格認定試験実施要領(2027年度(第35回)以降より